概要
本記事では、学習テンプレートについて説明します。
本記事を読むことで、検出したい物体のサイズに合わせて最適な学習が可能になります。
使用用途
画像全体に対して検出箇所の占有面積が大きい、もしくは小さい場合は、学習テンプレートの設定機能を使用すると、デフォルトの標準モデルよりも素早く学習が可能になったり、精度が出やすくなったりします。
例)小さな傷を検出して不良品検知をしたい
学習テンプレートの設定方法
対象ワークスペースをクリックし、画面右上の「学習設定」をクリックしてテンプレートを選択
- 軽量モデル
- 標準モデルと比較して学習スピードが早く、検出対象が大きい場合の設定
- 主に検証段階での大まかな精度を確認するためにご利用いただけます
- 標準モデル
- デフォルトで選択されている設定
- 通常はこちらのモデルをご利用ください
- 書類モデル
- 標準モデルと比較して学習に時間が多くかかるが、検出対象が小さい場合に精度が出る設定
- 書籍や帳票の文字など、画像に対して検出対象が小さい場合は、標準モデルよりも精度が出る可能性があります