概要
本記事では、データの用途指定機能について説明します。
Visionでは、データセットの中から、ランダムで80%が学習用、20%がパフォーマンステスト用(精度検証)として振り分けられるようになっております。
本記事を読むことで、特定の画像を「学習用」、「検証用」に指定することができ、より精度の高いモデルを作成できるようになります。
使用用途
以下のような場面で用途指定機能を使用します。
- 特定画像を学習に回して精度を高めたいとき
例:横向きになっている物体の画像が「学習用」に無かったので、「学習用」に指定する - 検証用のデータを前回と同じデータにしたいとき
データ用途の指定方法
- 対象ワークスペースを選択し、「データ」タブをクリックして変更したいデータセットを選択し、画面左側の「データ検索」をクリック
- データステータスにチェックがついている状態で、「検索」ボタンをクリック
- 「複数選択」をクリックし、用途を指定したい画像にチェックを入れる
- 「振分変更」をクリックして用途を選択