概要
本記事では、データセットのコピー機能について説明します。
本記事を読むことで、モデルの比較検証を行い、より精度の高いモデルを作成できるようになります。
使用用途
以下のような状況でコピー機能を使用します。
- 異なるアノテーションルールを比較検証したいとき
例)データセットAに画像をアップロードし、AをコピーしてBを作成。Aは該当箇所がギリギリ枠の中に入るようにアノテーションを設定し、Bは少し広めに枠を囲むようにしてアノテーションを設定する。精度の高かった方で今後の検証を実施していく。 - 画像の種類や枚数、アノテーションルールを試行錯誤した結果、過去バージョンのパフォーマンスの方が良かったとき
例)データセットAで検証をしていたが、途中で精度が低下してしまった。過去バージョンからデータセットBをコピー作成し、次は別のアプローチで検証の続きを行い、精度向上を目指す。「過去バージョンに戻って別のアプローチを検証」、これを目標の精度に到達するまで繰り返す。
データセットのコピー方法
- コピー元データセットの「...」をクリックし、「データセット履歴」をクリック
- コピー作成したいバージョンの「...」をクリックし、「旧バージョンからコピー」をクリック
- 「コピー」を作成し、暫く待機したらコピーされたデータセットが表示されます
※データセットの「...」> データセット名の変更 でデータセット名を変更することが可能